今日の給食は「酒田まつりごっつぉ」
5/19~5/21まで開催される酒田まつりに合わせて、給食も酒田まつりで食べられてきたごちそう(ごっつぉ)が提供されました。


酒田まつり(庄内地域)の郷土料理と言えば、あんかけ。
給食の鱒(ます)だけでなく、うどんもあんかけにして食べます。

江戸時代に北前船で買い付けと販売のため大阪・京都と往来していたことから、西日本の影響を強く受けた庄内地域では、お祝いなどのはれの日にあんかけ料理を食べるようになりました。ちなみに、あんは京都とは異なり甘く冷たいものを使います。
あんかけのあんは、当時大変貴重だった砂糖やくず粉が使われており、みたらし団子のあんのような甘味としょうゆの風味がします。北前船によって貴重品を手にしていた酒田の商家にとって、甘くとろみのあるあんは栄華の証とされ、たくさんのあんをかけて客人をもてなしたそうです。


給食では葛粉ではなく片栗粉を粉から練ってあんを作ります。
照りが出るまで一生懸命混ぜます💦


にらはもやし・にんじんと合わせて和え物に。
孟宗汁にはたけのこ(孟宗竹)、厚揚げ、しいたけ、豚肉が入ってとってもボリューミー♪

それでは、酒田まつりの太鼓をBGMにいただきまーす










調理さんが一生懸命練って作ってくれたあん、とても美味しかったです
年に一度の「酒田まつりごっつぉ」。お家でもいっぱい食べてね。